在宅訪問サービス

在宅訪問サービス

当薬局では、薬剤師の在宅訪問サービスを実施しております。

当薬局の薬剤師が、在宅医療を受けられる患者さまのご自宅や、入居施設にお薬をお届けし、服用方法などの説明をするものです。

お届けする際にお薬の服用状況や効果・副作用の有無を確認し、医師・ケアマネージャーに報告することで、より安心で質の高い在宅療養を過ごせるようにサポートいたします。

厚生労働省が定める医療・介護保険に基づく制度で、使用する保険によって取り扱いが異なります。

    • 医療保険:在宅患者訪問薬剤管理指導料
    • 介護保険:居宅療養管理指導費、介護予防居宅療養管理指導費

「薬剤師の在宅訪問サービス」の内容は?

お薬のお届け

来局が困難な方に対し、ご自宅までお薬をお届けし、患者さまに合わせた服薬支援を行います。

効果や副作用の確認

食事・睡眠・排せつ等の生活状況から、お薬の効果や副作用を確認します。

お薬や健康食品などとの飲み合わせの確認

他の医療機関から処方されているお薬や、市販薬や健康食品、食べ物や飲み物などと、飲み合わせを確認します。

お薬に関する負担軽減のご提案

患者さまの状態に合わせて剤型の変更、一包化(いっぽうか)、お薬カレンダー(日めくり式・ポケット式)、配薬ボックス等で、お薬を飲む負担軽減のご提案をします。

「一包化(いっぽうか)」とはなんですか?

1度に飲むお薬を1つの包装におまとめし、飲みすぎ・飲み間違いを防止します。

必要に応じてシートに印字する内容を変更したり、服用するタイミング毎で色分けすることも可能です。

サービスご利用料金(令和3年4月 厚生労働省告示)

医療保険をご利用の場合(在宅患者訪問薬剤管理指導料)

人数料金1割負担、訪問1回につき
単一建物居住者が1人650円
単一建物居住者が2〜9人320円
単一建物居住者が10人以上290円

介護保険をご利用の場合(居宅療養管理指導費、訪問薬剤管理指導費)

人数料金1割負担、訪問1回につき
単一建物居住者が1人517円
単一建物居住者が2〜9人378円
単一建物居住者が10人以上341円

※別途お薬代がかかります。
※医療用麻薬の処方時や6歳未満の場合等には別途加算がかかります。
※お持ちの保険証・医療証によって負担額が異なります。
※介護保険の利用限度額の枠外です。

ご利用の流れ

1.ご相談

主治医や、担当ケアマネジャー等へご相談いただくか、当薬局へ直接ご相談いただくことも可能です。

2.医師の承諾

在宅訪問のご利用開始には主治医の承諾が必要となるため、当薬局から医師へ指示を確認します。

3.ご本人またはご家族の同意

各種同意書等へのご記入をお願いいたします。

4.ご利用開始

医師から処方せんが発行されたら当薬局へご連絡ください。

FAX等で送信して頂いても構いません。

処方せんに基づき調剤し、日程調整後、ご自宅へ訪問いたします。

5.ご訪問・服薬支援

お薬をお届けし、患者さまに合わせた服薬支援をします。

※ご家族さまのお立会いは必須ではございませんが、お願いをする場合もあります。

6.情報共有・連携

薬剤師が患者様宅へ訪問後は医師やケアマネジャー等、関係者へ情報共有いたします。

※当報告業務は、サービスの運用規定に含まれます。

ご利用回数について

  • 通常:4回/月まで
  • 末期の悪性腫瘍・中心静脈栄養法の対象患者さま:2回/週まで(8回/月まで)
  • 緊急時:4回/月まで ※医療保険の利用となります。

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